top of page

月刊美術 2016年11月号

​巻頭特集:やっぱり洋画!! 

     新世代が照らすペインティングの未来に掲載されました。

すー バーチャルと写実を往還する

 一見するとゲームのようなバーチャルな世界だが、実はそれは背景だけで、人物は写実的に描かれている。

 粘度の低さに注目し、あえてアクリルで写実的に人物を描く。近くで観ても、細かい描写に感動できる絵を目指し、髪の毛は1本づつ描き、肌は細胞の質感を意識して作り上げる。敢えて画材は多様せず、アクリルという一種類の絵具だけで描いた写実にこそ「極み」を感じ、そこに感動が生まれると思っている。

​ 空想と現実がハイブリッド(交雑)した誰も見たことのない異色の地平を、すーは見せてくれる。

 

現実の人物をリアリズムで描き、背景はゲームのドット画面のように描く。現実と空想のハイブリッドなリアリズムが私の表現です。(すー)

bottom of page